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07.11
Thu

僕がデザインをするうえで,視線がどこに行くかよく考える.
一番大切な部分はどこだろう,注目してほしい部分はどこだろうかと.
そう考えていくと,重要な部分を際立たせるため,シンプルな物を作る.
プレゼンテーションのためのスライドを作る時も同様で,どこに視線を向ければいいのか一目でわかるように設計する.
しかし,それはつまらないものとなりうる.
設計者通りに視線を動かしたとして,そこに自由度は存在しない.
飽きがきてしまうのだ.

スライドでアニメーションが使用されるのは,視線を移動させることで飽きを来させないという意図もあるのだと思う.
スライドであれば,アニメーションがなくとも,それでよい.
なぜなら,スライドには次のページがある.次のページを示すことをテンポ良く切り替えればいいからだ.
違う内容のスライドがテンポよく,講演者の口の流暢さと同期して切り替われば退屈などしない.

しかし,どんなデザインでも視線を設計すればいいわけではない.
たとえば,映画のパンフレットの表紙がそうだ.
余白を巧く使って完璧に視線を設計しても,必要な情報は目に入るが,注意は引けないのである.
人間は,目に入る光景すべてに注意を払っているわけではない.
見落とすことだって多い.
そこで重要となるのが,派手さ,複雑さである.
目に入った対象が,おっと思わせるような派手さを備えれていれば,自然と注意が行く.
複雑さゆえに,見れば見るほど,いろんな発見ができ,注意を継続する効果を持つ.
シンプルが好きなデザイナはたくさんいるが,それは情報の扱い方を知っているからであって,一般からしてみれば手抜きなどと取られることも多い.

今まで複雑さや派手さは悪で,シンプルが一番だと思っていた自分が,複雑さと派手さを見直す機会と技科大祭のパンフレット公募に感謝したい.
自分のデザインには華やかさが乏しく,今回は華やかさを意識してデザインを行ったが,のちほどデザイナーの卵の友人に意見を聞いたところ,致命的な指摘をいくつももらった.
雰囲気をつかむこと,思い浮かべた通りの雰囲気を作り出すことがセンスだと私は思っている.
そのセンスを手に入れるためには,絵と同じように,友人からのアイデアを元に,模写から始めようと思う.
チラシ広告の収集はよくやっていたが,今思えば模写はほとんどやったことがなかった.
これを機にデザイン好きとして再スタートを切りたい

まとめとして言えることは,デザインは情報を明確に正確に伝達させる手段であるとともに,人を楽しませるエンターテイメント性が存在するということを忘れてはならないということだ.

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